弊社では、コストダウンや納期の短縮を図るため、PDFデータ入稿を採用しております。
Officeデータには、プリントアウトには問題なくても、高解像度印刷に適したPDFでは表現できなかったり、見た目が変わってしまったりするものがあります。以下に、PDF変換時に問題となりやすい、Officeデータ作成時の注意点を挙げます。ご参考になさってください。
【重要】 OfficeデータがPDFに変換される際に、さまざまな予期せぬ変化が生じる場合があります。このため、確認用のプリントアウト見本を必ず添付してください。プリントアウト見本の添付がない場合の責任は負いかねますので、ご了承ください。また、もとのデータが必要になる場合もありますので、オリジナルOfficeデータは、保管しておいてください。
Officeデータ作成時の注意点
使用フォント
PDFには、使用フォントをすべて埋め込んでいただきます(PDF作成方法を参照)。しかし、フォントのなかには埋め込みができないものもあります。このようなフォントを使用された場合、別のフォントに置き換えられてしまい、レイアウト崩れなどが発生することがございますのであらかじめご了承ください。Acrobatで、PDFにフォントが埋め込まれているかどうかの確認ができます。
ボールド(太文字)
和文フォントにボールドの指定をすると、意図したとおりの結果にならない場合があります。和文で太い文字にしたい箇所は、太いフォントをご使用ください。
色の再現性
Officeデータでは、カラーがRGBで表現されますが、印刷時には、CMYKに変換されます。このため、意図した色と印刷結果が異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
塗り足し・余白の設定
用紙全体に色をつける場合、塗り足しが必要ですが、Officeソフトには、塗り足しの概念がありません。このため、余白に白フチがつきます。
フチなしにしたい場合は、弊社で拡大しますので、文字など切れてほしくない部分は端から15mm以上内側に収まるようにレイアウトしてください。
透過性
透過性を使用すると、該当箇所が網目模様になったり、下に配置したオブジェクトの見え方が意図したとおりに印刷されない場合が多々あります。透過性はご使用にならないでください。
ある色を薄くしたい場合は、透過性を変えるのではなく、「その他の色…」で「色の設定」パレットを開き、右端のスライダを上に動かすことで薄い色を指定してください。
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